眼科通信

眼科通信Vol.165【紫外線対策】

日焼けやシミなど、肌への影響はよく知られていますが、

            目にも影響することをご存知ですか?

紫外線は目にどう影響するのか?

紫外線角膜炎(しがいせんかくまくえん)

強い紫外線にさらされた時にみられる急性の角膜炎症です。

白目の充血・異物感・流涙や、酷い場合には痛みを生じます。

雪面など紫外線の反射が強い場所で起こる雪目(ゆきめ)が有名です。

翼状片(よくじょうへん)

白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、

黒目に三角形状に入り込んでくる病気です。

初期の症状は充血や異物感ですが、角膜の中央付近まで伸展してくると、

視力低下や複視が生じます。

原因は不明ですが、紫外線が関係していると言われています。

白内障(はくないしょう)

カメラでいうレンズの役割を担う水晶体が濁り、

かすみ・視力低下などが起きる病気です。

加齢・ケガ・遺伝など様々な原因で起こりますが、

紫外線を多くあびている人程なりやすいと言われています。

 

目の紫外線対策

◇UV(紫外線)カット効果のある眼鏡やサングラスをかける

◇角膜を保護する目薬をつける

◇ツバの広い帽子を被る

◇日傘をさす

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