眼科通信

眼科通信Vol.159【VDT症候群】

パソコンなどを長時間使用することによって、
眼にどのような影響があるのでしょうか?

VDT症候群とは?
パソコンなどのディスプレイ(VDT:ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)を使用した
長時間の作業により、目や身体に影響の出る病気で、IT眼症(がんしょう)とも言います。

1日の連続作業時間が長くなるほど、目に関する訴えが多くみられます!!

目の症状             身体の症状
✓ 疲れる          ✓ 肩が凝る
✓ 痛い           ✓ 肩から首が痛む
✓ ぼやける         ✓ だるい
✓ かすむ          ✓ 背中が痛い
✓ 見づらい         ✓ 頭痛・めまいがする

精神の症状:イライラ、不安感をまねいたり、抑うつ状態になったりします。

◇予防方法
▹適度に休憩を取りましょう。
▹ディスプレイから時々目線を外し、瞬きを心掛けましょう。
▹時々身体を動かし、緊張をほぐしましょう。
▹眼鏡やコンタクトレンズは、度数の合ったものを使用しましょう。
▹室内の照明は明るすぎず、暗すぎないようにしましょう。
▹エアコンの風などで乾燥しすぎないようにしましょう。

身体や眼を労わることが大切です。
異常を感じたり、気になる症状がある場合は眼科受診をお勧めします。

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